介護福祉士のるみです、こんにちは♪
今日は、吹き始めてから気づいたら10年以上たっていたという、
とある楽器のお話をします
ーーと思ったけれど、オペラの話をします('◇')ゞ
先日、アマチュアのオーケストラで、アマチュアの合唱団と
オペラのいいとこどりコンサートの合わせ練習をしました。
後半のイタリアオペラ「トゥーランドット」は大作です。
軽くあらすじをご紹介しましょう。
某国のお姫様トゥーランドット(超美人!)は、
外国人男性に殺された祖先を思い、外国人オトコが大嫌い。
妙齢・美人なので求愛者は数知れず。
でも難題を出し、答えられなかったら首をはねていました(くわばら、くわばら)。
ところが異国の王子はあきらめず、難題もクリアし、
逆にお姫様に「ワタシの名前は何でしょう?」と問題を出して気を惹いたあと、
無事に結ばれるーーという無茶苦茶なストーリーです(^^;)
これがトゥラーンドット(オペラのスコア表紙より)
このとき歌われる「誰も寝てはならぬ」は超有名ですね。
王子の名前を聞き出せ、みな寝ずに調べろ、とお姫様が命令を出すんです。
国民があたふたしている横で、王子は「夜が明けたら姫はワタシのもの~♪」
と、朗々と歌うのが、この「誰も寝てはならぬ」。
タイトルと歌っている人が合わないのが、ちょっと・・・
さて、作者のプッチーニは、王子を慕う下女のリュウの有名なアリアを書き上げて
オペラ未完のまま亡くなったみたいです。
※リュウはそのアリアを歌って自害します(^^;)
リュウもお姫様のトゥーランドットも、とーってもステキな歌をうたいます。
前置きが長くなりましたが、この曲を演奏するにあたり、
DVDや各種音源を見聞きして予習をいたしまして。
DVDでは有名なテノール歌手(王子役)やソプラノ歌手(お姫様役)の歌を聞いたわけですが、
絶世の美女のはずのトゥーランドットが、超恰幅がいいおばちゃん歌手だったり、
同様にカッコイイはずの王子が、やっぱり超恰幅がいいおぢちゃんだったり・・・
超恰幅がいい=おでぶ
おぢちゃん・おばちゃん=年とってる
歌がうまけりゃ容姿は問わぬ。
これがオペラ、プロの世界。
なんかなー、せめてお姫様はお姫様らしく、そんなに太くなくかわいい声だといいんだけどなー。
王子さまも太くなく、ちょっと若いといいんだけどなー。
ーーと思ったわけです。
ちなみに歌姫・マリアカラスは細めでした。
体型にものすごく気を遣っていたみたい。
細くてもキッチリ歌えるんですね。
太くなる必要はないんだ・・・
マリア・カラス。もうちょっと鼻が高くて目が強調された顔です~(AsPainter2+ペンタブで約10分。マリア・カラスの映画の写真を下敷きに描いてみました)
あと、ソプラノ歌手ってちょっと野太い声が多くて、
はかない美女役には合わないなぁ、と思ったりしていたのですが。
世界でも何人かしか歌えないという「夜の女王のアリア」(モーツァルト『魔笛』)を歌っているこの人(Diana Damrau)は、軽やかで、なんだかスゴイ(^^;)
私が好きなソプラノ歌手はWaltraud Meierですが、この話はまた今度♪