ちばリン

おいしもの、あれ?と思ったこと、嬉しかったことなど、ちょっと掘り下げてつづっています♪

落花生は豆である。アーモンドとは違う種族であると、再認識した午後


この記事をシェアする

今日は調子に乗って、もうひとつの話題を。

 

ピーナッツは、ナッツではない

 

昨日、千葉の八街(やちまた)で買ってきた落花生を配り、おやつに食べました。

 

 

八街は千葉市の隣町で、全国1位の落花生の産地です。

私が現在住んでいる千葉市は全国2位ですが、千葉市と八街市の境目は畑ーーという感じなので、八街の落花生も千葉の落花生も、出所はおなじじゃないかと密かに思っています。

 

ま、それはおいといて、八街の落花生は上等でして、形と炒り方の良いものは地元民には手の出せないような値段で取引されています(ちょっと大げさ)。

そのため、落花生御殿と呼ばれる農家が何軒かあるんですねー。

※落花生で儲けたそうです

 

さて、落花生は残暑が終わったころに収穫し、しばらく寝かせてから炒って、販売します。

f:id:rumicha:20191217201851j:plain

これは「らっかぼっち」。収穫して天日干しした落花生を積み上げて熟成する。今年はこのあたりで大洪水にみまわれた。

このページの写真やイラストはおいしい八街の落花生 - 千葉県八街市ホームページ」より

 

ことしは寝かせている時期に、台風や水害でダメになったものもあるそうですが、まあいつもと変わらず店頭に並んでいました。

 

地元民はまず、生落花生をゆでて食べます。

 

f:id:rumicha:20191217202646j:plain

これはよく売っている商品。レトルトになっているので日持ちする

 

スーパーや八百屋に生落花生が出回りますが、道端の100円野菜コーナーにも、時期になると生落花生が置いてあります。

※無人の野菜販売所。箱にお金を入れて買っていくーーたまにごまかす人もいるけれど、たいていが良心的

 

その後、ピーナツみそを作り、そしてとうとう炒った落花生が出るころには、地元民は、高い商品は買えないので、「はねだし」を買って食べます。

炒り方にムラがあったり殻が破けたりしたものをよけたものが「はねだし」で、格安で手に入ります。

ちょっと深く炒りすぎたものが多いので、香ばしくて私は好きです♪

 

その「はねだし」を職場のスタッフに分けたら、しばらくピーナツの話題で盛り上がりーー

 

・ピーナツを食べすぎると腹を下す

・ピーナツを食べすぎると血圧があがる

・ピーナツを食べすぎると脂肪が増えて良くない

 

・・あまりいい話題じゃないじゃん(ーー;)

一日に30粒が限度なのだそうです。

 

だけどアーモンドの油脂は悪くないっていうじゃない。

同じナッツなのに、なんでアーモンドは良くて、ピーナツはダメなのよ。

 

そこで隣席のスタッフがググりました。

 

ピーナツは、ナッツじゃないそうです

 

えっ!?

そうなの!?

 

「ピーナツは、ナッツに似たピーなので、ピーナツと名付けられたのだそうです」

 

ピー=pea(s)(豆)

ナッツ=nuts(木の実)

 

あああああ!

そうでした!

ピーナツ、つまり落花生は、豆です!

花を咲かせたあと地面にもぐり、豆ができるのです。

f:id:rumicha:20191217201842j:plain

これが落花生の花

 

f:id:rumicha:20191217201834j:plain

枝分かれしたところからさらに弁が伸びて地下に潜り、実ができる

 

 

確かに木の実ではないわ・・・

 

今さらですが、ピーナツはナッツと違うことを再認識した私たちでした。