パンを焼きました(ホームベーカリーが)。
大人気(?)のクルミとレーズンの食パンです♪
焼き立てのパンはと~っても柔らかいので切りにくいのです。
包丁を小刻みに動かしながらパンに逆らわないように切る、これがコツです。
さて、良く切れる包丁はトマトがスッと切れます。
パンも同様、包丁を当てるとスッと入ります。
ところが。
ん?
スッと入るどころか、パンの表面に筋が入るだけ。
まるでクリアファイルで切っているかのような感触。
強引に切り目を入れ、ムリやりパンを切るとーーボロボロ(´;ω;`)ウッ…
良く切れる包丁なら、余分な力がまったくいらず、パンくずすら出ずに、機械で切ったようになるのですが。
つまり、
この包丁は切れない
前に研いだのいつだったけなぁ・・・
調理師の娘が砥石とともに転居してから、そもそもわが家に砥石というものがない。
私は普通の砥石で包丁を研ぎます。
しかもテキトーに(;^ω^)
正式な研ぎ方を知らないからですが、娘が砥石を水につけているのを見て、ああそうやるのね、と知ったのは生まれて50年以上たってからでした。
世の中には簡単なものや電動の研ぎ器がありますが、ずっと砥石で(しかも自己流で)研いでいました。
なぜかというと
母が砥石で研いでいたから。
三つ子の魂 百まで、っていうじゃないですか。
便利なものがあるのは知っていたけれど、習慣なんてそう変わらないですよ。
しかも、たま~にしかやらないことで。
面倒くさいけれど、ちょっと石にゴシゴシすれば、そこそこ切れるようになるから、まぁいいか、と。
ただし、今回は事情が違います。
わが家には砥石がない!
パンが切れなくなったら命に関わりますので、研ぐことにしました。
※パンは手で割けばいいんですけどね・・・
で、やっぱり、なぜか砥石を買ってきてしまいました。
しかも百均で。
これが、チョー粗い。
石がざらざら。
こんなのに刃を当てたら、包丁がボロボロになっちゃう・・・
でも、取り急ぎは用が足せましたが。
そもそも、包丁って本当はどうやって研ぐのでしょうか。
調理師さんは包丁が仕事道具なので、砥石を3つ揃えて、毎晩しゅっしゅっと研いでいましたーーあの音で妖怪を連想したワタシ。
※これはただのイメージです
研いでいるところをマトモに見ていなかったのは残念だなぁ。
最近はネットで何でも解決できます。
便利です。
そのネットの情報によると、包丁は次のように研ぎます。
普通の包丁(三徳包丁)を中砥石で研ぐ場合
①砥石を水につけて、石に水を含ませます。
砥石の上部を水面から出しておくと、水が浸透してくるのが分かるそうです。
乾いた石で鉄(包丁)を擦ると熱が発生してヤケドしますね(^^;)
途中、石が乾いて滑りが悪くなったら、水をかけていきます。
②砥石が動かないようにぬれ雑巾などの上に置いて固定し、包丁の刃を手前にし、45度から60度くらいの角度で砥石にのせます。
③刃だけ研ぎます。包丁の背中(峰という)をちょっと持ち上げて、包丁の角度を変えないように研ぎます。
ちょっと=10円玉2枚分の厚さくらい
プロの研ぎ師は刃先と手元の部分(アゴという)がいっぺんに研げるみたいですが、慣れていない私たちは、刃先→アゴ→真ん中と3回に分けて、前後に動かしながら20回ぐらいずつ研ぎます。
※前後ではなく一方向に動かすと良い、とご助言をいただきました(ありがとうございます♪)
④うまく研げるとカエリというのができるそうです。
包丁の真ん中から刃先に向かって指をすべらせると、刃先で指が引っかかるのがカエリ。
これができているのを確認したら、反対面も同様に研ぎます。
⑤同じようにカエリができているのを確認し、最後にカエリをとるために2、3回研いで、終了。
⑥包丁を洗って、砥石は水ですすいで完全に乾かします。
※参考
うむ。
角度さえ間違っていなければ、そんなに難しくない(と思われる)。
この研ぎ方は一般家庭向けですね。
使っているのが砥石ひとつ、調理師のように3つの砥石を使っていないし。
まあ、今までやってきたことだから、できないことはないけれど、
頻繁に研がないため、刃がなまくらになることが多い。
つまり面倒くさいのだと思います。
ん~、諦めて簡単なシャープナーを買った方がいいかな・・・
☟こういうヤツ
かわいい!包丁にあてて2、3回研ぐだけですって!ナニワ研磨工業の「くまモンのハンディ砥石」